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《黒豆のかき餅》
--小豆島の祖母の手作り--



小豆島に住んでいる祖母が
毎年この時期に何度か作って送ってくれます。

餅米は自家製です。
餅つき機でついたお餅に煎った黒豆を混ぜて
大きな小判型にします。
大判型と言えばいいのかな?(・・。)ゞ
表面に打ち粉をして
そのまま数日、風通しの良い乾燥した場所で干します。
表面が乾いて落ち着いてきたら
上の画像くらいの厚さに切り、
さらに適当な大きさに切り分けます。
切断面は、まだ乾いていないので
その後、広く風通しの良い日陰で
もう少しだけ、時々上下をひっくり返して
乾かします。

もっと薄くスライスして
芯まで完全に乾かすかき餅も作りますが、
今年はこの厚さが祖母のマイブームのようです。



このかき餅は分厚いので
表面が適度に乾いたら
出来上がりとします。
なので、焼くと、
お餅とおかきの丁度間ぐらいの食感になります。
表面だけカリッと、
真ん中はモチッと、
この微妙な具合が何とも言えず美味しいのです。

食べ方は色々。

そのまま小豆島の丸島醤油のうすくちに浸け
小豆島の海苔を巻いて食べたり、

小豆島の海苔の佃煮を挟んで食べたり、

熱いお湯に小豆島の塩昆布を入れ、
美味しい昆布茶を作り、
焼きたてをジュワッという音とともに
の中へ浸して食べたり、

大根おろしに橙酢を搾り、
うすくち醤油を入れて作った
ポン酢おろしと一緒に食べたり、

甘い粒餡と一緒に食べたり、

お汁粉の中に入れて食べたり、

もう、めっちゃ美味しいです。

干すのは魚の簡易干し網を買えば
ベランダでも出来ます!
餅つき機がある方は是非作ってみて下さい。

祖母は今年、米寿です。
暖かくなったらお祝いをする予定です。
もっともっと元気で長生きをしてほしいと
願っています。



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